私の汚部屋遍歴は…最終回 捨てれば始まる
こんにちは、ゆるゆるお片付け収納日記です。こんな風に思ったことはありませんか?
どうすれば片付けられるのかな…。
何からやればいいんだろう…?
汚部屋の歴史 最終回です。
注意 2000文字以上あります。ちょっとだけ長いです。スーパー汚部屋住人だった私が、ようやく捨て始めるところまでを書いています。
需要があるのか不安なまま文章がかなり長くなりましたが、とにかく物が多すぎて捨てられない方は読んでみてくださいね。ただ自分の恥を晒しているだけかもしれませんが…これまでを振り返るとともに、私と同じように片付けられないことで悩んでいる人が一歩踏み出せるきっかけに少しでもなれればいいなあなんて思っています。
生まれてこのかた、片付けができず、散らかり放題の部屋で暮らしてきた私がやっと
片付け = 捨てること
をスタートラインにしないと始まらないことに薄々気づき始めます。
一生散らかった部屋で生きていくのかもしれないと思っていたので半信半疑というか、薄々そうなのかも?と思う程度なんですよ。。
しかしそんな私も、少しずつ失敗を繰り返しながら片付けを進めていくうちに
「片付けるって自分にとって今いらないものを捨てて、
自分にとって今必要で大切なものを選ぶことなんだな」
という考えがだんだん実感できるようになりました。片付けられる人にとっては、もしかしたら考えるまでもないような当たり前のことなのかもしれません。私は恥ずかしながら30歳を過ぎて初めて気づきました。
引っ越し最終章
二度の引っ越しを経て
2LDKアパート(まあ広い)→2LDKマンション(広い)→1LDKマンション(いまの住まいで狭い)
結婚後一年ほどで、夫の転勤のため新居から引っ越すことに。一人暮らしワンルームから考えるとさらに収納も充実、間取りも広い家に住むことになりました。
田舎暮らしだったので気持ちに余裕が生まれたのか、住む家が広いとそれに合わせて物を買ってしまうからなのか、すべては片付け方を知らない自分が原因なのですが…
ここで暮らす数年で私はさらに持ち物を増やしてしまったのです。片付けられる人はきっと繰り返す引っ越しを機に持ち物を減らしていけると思います。
転勤は突然に…!再びせまい家に住むことに
夫に突然の転勤辞令がおりてきて元々住んでいた地域に戻ることになりました。 いま現在の1LDKの賃貸マンションへの引っ越しです。
3月の始め頃に言われて月末までには引っ越さなくてはなりません。
私も仕事をしながらだったので、持ち物を減らす間もなく大量の段ボールとともにまたまた引っ越しをしました。
問題は、今までより狭くて収納も少ない間取りの部屋へ短期間で引っ越さなくてはいけないことです。収納スペースはおよそ三分の一に激減!ピンチ…!
ものがとにかく多くて多くて…引っ越し日の前日は徹夜で荷物を梱包してどうにかこうにか引っ越しをおえましたが、さすがにこのあたりで私もうんざりしてきました。
引っ越し先はとにかく狭い…!ものが多すぎて途方に暮れる
せっかくの新しい環境なのに、部屋を見渡すとあっちにもこっちにもしまう場所がないため段ボールのままになっている荷物がたくさん。
新品のソファの背面に段ボールを積み重ねた悲しいリビング。しまう場所がないものをどんどん紙袋に突っ込んで床に並べられたものにすこしずつホコリが積もっていきます。
このままずっとこんな暮らしなのかな?
きれいな部屋に住んでみたい。片付けるってどうすればいいの?
片付けたい 片付けノウハウ本や汚部屋脱出ブログを読みあさる
どうしていいのか分からないのでグーグル先生に聞いてみます。「片付けられない」「汚部屋」で検索してかったぱしからチェック。
話題になっているお片付けの本を読んだり、お片付けブログを読み漁ったりしました。暇さえあればブログを読んでいたかも(その時間で動けよ…って感じだけどモチベーション上げるのだいじ)。
とにかく真似をしては休日に少しずつ片付けを始めました。
こんまり流ときめきお片付けで加速度的に捨てられる
結論からお話するとこんまり流のお片付け方法で、私がため込んでいたガラクタたちの大部分を捨てることができました。洋服はなんと半分以下にまで減らすことができました。こんまりさん最近はちょっと宗教っぽくなったとかスピ系とかあるところでは言われているみたいですが、わたしは初期のこんまりさんは神がかっていたと思います。あれ?神だから宗教?笑
こんまりさん、こと近藤麻理恵さん。ときめきとかふんわり系ワードが苦手な方も続きをもう少しだけ読んでみてください。こんまりさんのときめきはけっこうスパルタです。。
数年前に何気なく見ていたテレビ金スマ?で、私のうちのような汚部屋を片付ける特集が放送されていました。
小柄なふわっとした女性が「ときめきでお片付けするんです。汚部屋リバウンドしない率100%です!」と、これまたふわっとしたことを言っているなぁ…と思いながら見ていると、山積みの洋服の山がみるみるうちに少なくなっていきます。
「ときめかないものはぜんぶ捨ててください」
この言葉は衝撃でした。見渡せば自分の家の中にあるものはときめかないものばかりだったから。
「捨てることに罪悪感を感じるのなら、ありがとうと言ってゴミ袋にいれればいい」
えーーまだ使えるものって捨ててもいいの…?目から鱗でした。
やってみたら捨てられた 自分に合った捨てる基準がわかってきた
こんまりさんの片づけメソッド(と呼ぶらしいです)で自分に合っていたのが、
ものを捨てる基準が「1年以内につかっていないもの」とか「いるかいらないか」のようなよく考えるとふわっとしたものではなく
「ときめかないもの」というふんわりワードなのに明確な基準
で、捨てる判別が実はつきやすいところです。
溢れてしまっている持ち物の中から、これはときめく!と思えるものを選別していく作業はやってみると分かりますが、爽快…!の一言に尽きます。どんどんゴミ袋がいっぱいになっていくんですよ…!
ときめく、という言葉自体に違和感を感じる場合は「持っているとわくわくする」とか「うれしい気持ちになるし好きだ」などに言い換えてみてください。
私にも捨てられました…!しかもあとに残るものは好きだし使うものだけ!
こんまりさんの本『人生がときめく片づけの魔法』は読み込んだので、片付けられない実母に譲りました。遠方の実家の片付けも2度ほど休みが取れた時に行いました。母も初めは「ときめき???」と半信半疑に感じていたようですが、実際にやってみると効果が絶大でゴミ袋50枚分ほどは捨てられました。めちゃくちゃ大変でした。。いずれ実家のお片付けについても書いてみたいと思います。
このあと捨てに捨てた私ですが汚部屋リバウンドは一度もなく、なんとかふつう部屋と呼べるところまでは来れたかなあと思っています。
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以上、ここまでで私の汚部屋の歴史は終わりです。
様々なジャンルの物を捨てる細かい基準やステップ、そして捨てたあとの収納方法の試行錯誤あれこれを今後の記事の中で少しずつ触れていく予定です。
☆最後まで読んでくださってありがとうございます!